ビジネストランスフォーメーションからの成果創出に注力するグローバル・プロフェッショナル・サービス企業のジェンパクト(NYSE: G)と、すべての人にとって世界をより良くするデジタル・ワークフローのリーディングカンパニーのServiceNow(NYSE: NOW)は、本日、パートナーシップを拡大し、財務・サプライチェーンオペレーション全体を網羅するSource-to-Pay(調達から支払いまで)アプリケーションを提供することを発表しました。ジェンパクトは、Source-to-PayソリューションにServiceNowのAI機能を活用し、生産性向上の加速化、ユーザーエクスペリエンスの簡素化、コスト効率の向上を実現します。このソリューションは、すでにDropbox (NASDAQ: DBX)をはじめ大手企業が導入し、調達、購買、ケースマネジメントのオペレーション変革を推進しています。これにより、オペレーション全体でシームレスな購買およびケースマネジメントプロセスが可能となり、購買担当はより戦略的な優先事項に集中できるようになります。
ジェンパクトのチーフ・グロース・オフィサー、トランスフォーメーションサービス&エンタープライズ・セールス部門グローバル・ビジネスリーダーのRiju Vashishtは、「ジェンパクトは、顧客企業に包括的なソリューションを提供するため業界をリードするパートナーシップに注力しています。今回のパートナーシップでは、すでにDropboxに対して、私たちの業界、業務、テクノロジーの専門知識とServiceNowの調達・購買オペレーション・プラットフォームを組み合わせ、エントリーポイントの統合、動的フォーム、自動化された購買オーケストレーションを提供しています。これにより、購買業務の再構築というDropboxのビジョンの実行を支援し、コスト管理を維持しながら購買サイクルを50%削減し、ユーザーエクスペリエンスと効率性を向上させました」と述べています。
ServiceNowのグローバル・パートナーシップ&チャネル担当シニア・バイス・プレジデントのErica Volini氏は、「財務・サプライチェーンオペレーションは、オフラインでの手作業が多いため、デジタルトランスフォーメーションの有力な候補です。この分野におけるジェンパクトのリーダーシップと、ServiceNowプラットフォームのAIを活用した自動化能力を組み合わせることで、両社の顧客は、より優れたビジネス成果、価値実現までの時間の短縮、購買・財務オペレーションの生産性向上を確実に実現することができます」と述べています。
ServiceNowは、プラットフォームにネイティブに組み込まれたAIによって、企業をエンドツーエンドでつなぎます。ジェンパクトが提供するSource-to-Payソリューションは、これらのAI機能を活用することで、財務やサプライチェーン業務において、さまざまなテキスト、書式設定、テンプレートが含まれている場合でも、文書からデータを迅速かつ正確に識別、理解、抽出できるようにし、貴重な業務時間の効率化を支援します。
Source-to-Payソリューションには以下が含まれています:
- 調達・購買オペレーション:ジェンパクトのprocurement-as-a-serviceは、ServiceNowのSourcing and Procurement Operations (SPO)ソリューションとジェンパクトの調達・購買の専門知識をシームレスに統合し、サプライヤー、バイヤー、従業員に集中型の効率的なデジタル購買エクスペリエンスを提供します。
- サプライチェーン:ジェンパクトの直感的なサプライヤー・コミュニケーション・ソリューションは、サプライヤーとのより良い協力関係を促進し、問題を迅速に特定、解決し、新規サプライヤーの認定やサプライヤーライフサイクルの管理に必要な時間を短縮できるように設計されており、最終的に取引の円滑化と関係の改善を実現します。
- 買掛金:ジェンパクトのpayables-as-a-serviceは、ServiceNowのAccounts Payable Operations(APO)とジェンパクトの買掛金領域における深い専門知識を融合し、サプライヤー、事業部門、財務部門間のコラボレーションを強化する統一されたインターフェースを提供します。
ServiceNowとジェンパクトのコラボレーションは、Dropboxのビジョンの実行と購買オペレーションの構築、アジリティおよび持続可能性の大幅な改善を支援しました。Dropboxは、Source-to-Payソリューションにより購買業務を変革し、最新の集中型購買エクスペリエンスを実現することができました。また、手作業によるチケット追跡を排除し、冗長なデータ入力を最小限に抑え、購買スペシャリストへの依存を減らし、わずか8週間で購買サイクルを50%削減することに成功しました。同社は現在、ServiceNow Legal Service Deliveryの自動化機能をプラットフォームに統合し、重要な契約書の電子署名を1つのシームレスなワークフローで確保できる利便性の高いDropbox Signを統合することで、契約書管理を強化しています。さらに、ServiceNowの生成AI機能を活用することで、データインサイトの取得を拡大し、購買意思決定を導き、ユーザーエクスペリエンスの簡素化を実現する取り組みを進めています。
DropboxのSource-to-PayディレクターのReunan Varene氏は、「ServiceNowとジェンパクトの購買プロセス合理化の支援により、Dropboxは購買ワークフローを最適化し、進化するビジネス要件への適応性を高めることができました。また、現在進めているServiceNowの生成AIの活用が、どのように会話を可能にし、インサイトを提供し、より迅速に結論に到達できるかという成果を楽しみにしています。これにより、サポートの質を高め、時間を短縮し、すべての人にとっての一貫性と利便性を向上できることに期待しています」と述べています。
ジェンパクトとServiceNowは、パートナーシップの大幅な拡大に取り組んでいます。ジェンパクトは2020年以降、ServiceNowプラットフォームでのビジネスをすでに2倍以上に拡大しており、顧客が最高レベルのソリューションにアクセスできるようにスキルアップとトレーニングを強化しています。また、顧客が両社の深い専門知識と能力の価値を継続的に得られるように、両社はリソースおよび人材配置をさらに拡大する予定です。
ジェンパクトとServiceNowのデジタルトランスフォーメーションソリューションの詳細については、こちらをご覧ください。
ジェンパクトについて
ジェンパクト(NYSE:G)は、ビジネストランスフォーメーションから成果を創出し、未来を形作るグローバル・プロフェッショナル・サービス企業です。私たちは、数百社のグローバル企業の数千単位のプロセスを改革、実行してきた経験に基づき、フォーチュン500をはじめとする企業と、業界業務の専門知識、専門的な人材、実証済みの方法論を組み合わせ、インサイトをアクションに変え、大規模な成果をもたらす独自の能力により、協働的なイノベーションを推進しています。私たちは、デジタルテクノロジーを駆使したオペレーションの運営と、ビジネスを設計、構築、変革するData-Tech-AIサービスにより、企業およびその顧客に対し、持続的な競争優位性を創出します。ニューヨークからニューデリーまで、30か国以上の国で、12万5000人を超える従業員が、人々にとってより良い世界のあくなき追求を行っています。詳しくは、https://www.genpact.com/jp、LinkedIn、Twitter、YouTube、Facebook等をご覧ください。
*本プレスリリースは、2024年2月6日(米国時間)付けで米国本社が発表したプレスリリースの抄訳版です。
本件に関するお問い合わせ先
ジェンパクト株式会社 広報 羽柴
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